大失敗を回避!新築のキッチン選び10の鉄則ポイント

満足したキッチンを手に入れるためにも、キッチン選びと設計のポイントを見ていきましょう。

キッチン選びのポイントその1 ワークトップ(天板)

キッチンの中で最も酷使される場所のひとつがワークトップ(天板)です。
長く使うためには材質選びが大切です

ステンレス

清掃性、強度、耐熱性、耐久性とあらゆる機能を備えた万能選手と言えるのがステンレスのワークトップです。
傷がつきやすいという難点はありますが、エンボス加工やバイブレーション加工を施し、傷がつきにくい製品に仕上げられているものが多くなってきています。

人造大理石

キッチンのワークトップでは主流の材質です。
ステンレスと比べると強度や耐熱性では少し劣りますが、インテリア・デザイン性は抜群でコーディネートの幅が一気に広がります。
シンクも人造大理石のものを選んでコーディネートすれば、目を引くこと間違いなしです。

タイル

カントリー風のキッチンならば外せないのがタイル貼のワークトップです。
耐熱性に優れていますが、目地が汚れやすいのが難点です。こまめなお手入れが必要ですね。

セラミック

熱い鍋をそのまま置いても大丈夫なほど、耐熱性に優れています。傷や汚れにも強く、ステンレスに並ぶ万能選手です。取り扱いメーカーはまだごく一部です。

キッチン選びのポイントその2 奥行き

キッチンの奥行きは65cmと60cmが主流です。
間口と違い、キッチンの奥行きは大きくなると、手が届きづらくなり不便になります。
また、吊戸棚にも手が届かなくなる可能性があります。キッチンの奥行きを65cm以上にする場合は、吊戸棚を低く設置する必要も出てきます。
特別な事情がない限り、キッチンの奥行きは65cmか60cmにしておきましょう
ダイニングに接するカウンターキッチンの奥行きは80cm〜1m程度のものが主流です。
カウンターキッチンの奥行きは浅すぎると、用途が限られてしまいますので、目的を考えて奥行きを選んでください。

キッチン選びのポイントその3 色

キッチンの印象を決定づけるのは何と言っても「色」です。
キッチンの扉カラーは面積を大きく占めるものなので、慎重に選びましょう。
リビングからキッチンが見えるレイアウトであれば、調和を大切にしたコーディネートが必要ですね。
反対に対面キッチンの場合は、リビングから扉面が見えないので、好きな色に挑戦するという選択肢もありです。
コーディネートに自信があれば、吊戸棚とキッチン下台を「ツートンカラー」にするという方法もありますよ。
キッチンの色を決める前には必ずサンプルを取り寄せて、手触りなどを確認してください。自然光や蛍光灯の下での見え方を確認するのも、リアルな参考になります。

キッチン選びのポイントその4 壁仕上げ

キッチンの壁も面積を広く占めますから、扉カラーと合わせたコーディネートをしたいですね。
一番汚れやすく、見過ごしがちになる場所なので、清掃性を重視することをおすすめします
清掃性・インテリア性を兼ねているのがキッチンパネルです。
色も多彩でコーディネートしやすいですし、油汚れにも強く、耐火性もあります。目地をがほとんどありませんから、お掃除も簡単です。
他にステンレスやタイルもありますが、強いこだわりがない限りはキッチンパネルがおすすめです。
ステンレスのようなメタリックな質感や、タイル調デザインのキッチンパネルもありますので、それを検討するのもいいでしょう。

キッチン選びのポイントその5 フロアユニット(キッチン下台)

各メーカーともに技術や趣向をこらした工夫が多くみられます。
引き出しを最後まで閉めなくても、自動でクローズしてくれる機能は標準装備のメーカーが今やほとんどです。
引き出し中段の扉内部にポケットを装備し、包丁や使用頻度の高い調理器具を衛生的に収納できる機能もスタンダードになりました。
足元の蹴込み部分はデッドスペースになりがちでしたが、蹴込み部分にスライド収納を作ることで、使用頻度の低いものや飲料水のストックなどを保管できるようになっています。
吊戸棚と合わせるとかなりの収納量を確保できるでしょう。
間口により収納量も変わりますので、キッチンの広さと合わせて検討してください。

キッチン選びのポイントその6 ウォールユニット(吊戸棚)

とにかく大事なのは、設置高さです。
届きづらければ、たちまちデッドスペースになってしまうのがウォールユニットです。
低すぎると今度は調理の邪魔になる、頭をぶつけることも出てきます。
高さは十分に検討する必要があります
機能性を持たせるのであれば、ダウンウォールが基本です
手動で収納部を引き出すものもあれば、自動で降りてくるタイプのものもあります。
また、ユニットの下部だけに機能を持たせた商品もあります。
水切り棚、調理中の仮置きスペース、調味料や乾物の収納……いろいろありますので、使い勝手をショールームで試してみてください。

キッチン選びのポイントその7 パントリー

食品ストックを収納することが目的ですが、収納場所に困る大きな鍋や、来客用の食器など、「キッチンにないと困るけど、毎日は使わないもの収納する場所」と考えると規模を決めやすいでしょう。
反対に、調理するときに頻繁に使うものを収納してしまうと、動線が長くなりストレスを感じます。
日常使いの食器や調味料はキッチンの側に配置してください
クローゼット型のパントリーであれば、雑多な収納も大型扉で目隠しすることができ、便利です。
ただし、面積が必要ですので広さに余裕のあるプランが必要です。
また、食品ストックが多くなりがちなので、こまめな管理も必要です。
「省スペースでもいいからパントリーが欲しい」ということであれば、扉のないオープン棚のパントリーがおすすめです
ストックも一目瞭然で管理がしやすいです。パーテーションをつければ、目隠しすることも可能です。

キッチン選びのポイントその8 コンセント

キッチンには多くの家電製品を置くことになるため、コンセントの位置は非常に重要です。
また、簡単に増設することはできないので、尚のこと綿密な計画が必要です。

常時接続のコンセント

常時電源を必要とする家電製品とコンセントの位置関係は重要です。
その代表としては、冷蔵庫と電子レンジですね。一番初めにプランしましょう。
他によくあるのが、ウォーターサーバーの設置です。
プランニングしてない場合、空きスペースに置くことになりますが、近くにコンセントがなければコードを這わせなくてはなりません。
あらかじめプランニングしておけば、コードを見せず、キッチンエリアに納めることができますから、この機会に設置するか否か検討されてみてはどうでしょうか。

一時使用のコンセント

トースター、ハンドミキサーやジューサーなど一時使用のためのコンセントは抜き差しがラクな高さ、場所に設置しましょう。
また、水がかかりにくい場所にすること、子供が小さければ手が届かない高さにすることにも注意してください。

キッチン選びのポイントその9 照明

キッチンには2つの照明計画が必要です
キッチン全体を照らすベースライトと手元を照らす手元灯です。レイアウトによっては2つを兼ねて行う場合もあります。

クローズタイプのキッチンの場合

ベースライトはキッチンの隅々まで照らすことが必要です。
細長い形のシーリングライトが合理的ではありますが、インテリア性からダウンライトを選ぶ方も増えています。
どちらの場合も、吊戸棚の開閉時に照明と扉がぶつからないか、注意してください。
危ない場合は、埋め込み式の照明にするか、吊戸棚上部に支輪(廻り縁)を設けて吊戸棚を下げる必要があります。
手元灯はシンクから調理台を照らすことができるように配置しましょう。
すぐにスイッチが入れられるように、照明自体にスイッチがついているものが便利です。手をかざすだけでスイッチが入る照明もありますよ。
キッチンでは包丁を使って細かい作業をしますから、照度がしっかり得られるものを選んでください。

オープンキッチンの場合

吊戸棚のないオープンキッチンの場合は、照明は天井に埋め込むダウンライトが適しています。照明が露出しないことにより、よりスッキリした空間になりますね。
ベースライトと兼ねることが多くなりますので、キッチンの広さに合わせて照度不足にならないように計画することが大切です。
オープンキッチンでも手元に灯りが欲しい場合は、ペンダントタイプの照明がおすすめです。設置することで印象がガラリと変わります。
ペンダント照明は多彩なデザインがありますから、ぜひともオリジナリティを出したいところです。

キッチン選びのポイントその10 ゴミ箱

無くては困るけど、ちょっと邪魔になりやすいのがゴミ箱です。
ゴミの収集頻度を確認し、十分な容量のあるものを選びたいですね
食器棚の下部をオープンスペースにし、ゴミ箱を収納する方法もありますが、どうしても臭いが移りやすいので、洗ったビンやペットボトルなど、リサイクル収納に限定しておいたほうがいいでしょう。
通常のキッチンのゴミは、キッチンの印象にあったデザインを選び、家事動線を意識した位置に配置してください
また、清潔を保つためにも、ゴミ箱選びは洗いやすいことも条件に入れるといいですよ。

キッチン選びのポイントまとめ

キッチン自体はそんなに広い場所ではありませんが、効率よく家事をこなすために、機能性を結集させる必要があります。
普段の自分の行動を振り返りながら、キッチンに取り入れる機能や設備を厳選し、満足できるキッチンを手に入れてくださいね。
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