「マイホームを購入したい!」
「でも、高い買い物だし、後悔したくない」
そうお悩みではないでしょうか。
マイホームを購入することで、賃貸などの負担がなくなり、メリットがあることは確かかもしれません。
しかし、計画を十分に立てずにマイホームを建ててしまったことで後悔してしまった人も中にはいます。
そのような事態は絶対に避けたいですよね。
ここでは、持ち家を購入して後悔してしまう理由やマイホームを購入するメリットについて具体的に解説します。
この記事の目次
持ち家で後悔するよくある6つの理由
マイホームを購入する上では、注意するべき点や対策しておくべきリスクがあります。
そのことを考えずマイホームを買ってしまい後悔しないようにしましょう。
持ち家を買ったことで、後悔する理由は以下のものがあります。
- 近所付き合いが大変だったから
- ローンの負担が重いから
- 立地や環境に問題があったから
- 間取りで失敗しても簡単に変えられないから
- 価値が下がるリスクがある
- 固定資産税は払い続けなければいけない
これらの点を踏まえ、あらかじめ対策することで後悔しないマイホームが建てられますよ。
ではそれぞれの詳しい特徴について見ていきましょう。
1.近所付き合いが大変だったから
マイホームを購入して後悔する事例の一つが「近所付き合い」です。
マイホームを購入することで避けられないのが近所付き合い。
いやでも顔を合わせますし、中には町内会など参加を半強制的にされてしまうものもあります。
万が一近所との関係が悪くなってしまっても、そう簡単には引っ越せません。
このリスクを回避するためには、 あらかじめ周囲にどんな人が住んでいるのか、その地域性などをできるだけ調べると良いでしょう。
また、近隣の方との関係をできるだけよくするよう努めることも大切です。
うまく関係を築ければ、むしろ助けになることもありますよ。
2.ローンの負担が重いから
住宅を購入して、後悔するのがローンの負担です。
何千万を超えるような金額の買い物のため、20年〜30年のローンになりますし、月々の返済額も小さくありません。
月々の返済額を抑えるためには、頭金をできるだけ多く準備しておく必要があります。
しかし、頭金でまとまったお金を準備するのも大変です。
さらにローンだけではなく固定資産税や火災保険の支払いや、持ち家のメンテナンスにかかる費用かかります。
子どもが生まれると、その養育費や学費などの支払いも発生するため、長期的にみて辛いと感じられるケースも。
万が一ローンが払えなくなれば、せっかく購入したマイホームを手放さなければならないなんてことにもなりかねません。
そうなってしまうと、住宅や土地の価値は新築時よりも下がっているため、最悪の場合、家はないのに、ローンだけが残ってしまったなんてこともあります。
ローンの負担で後悔しないためには、月々の支払いに無理はないか、これからの生活で発生しうる支出はどのくらいか、しっかりと検討し、無理がない返済計画を立てることがとても大切です。
20年30年と続いていくローン、長い目で後悔しないか、十分に検討しましょう。
3.立地や環境に問題があったから
マイホームで後悔する事例の一つは立地や環境です。
土地を一度購入してしまうと、その場から簡単には動けません。
立地や環境で後悔する例としては以下のものが考えられます。
- 駅や高速道路などが遠い
- 街中で車通りなどが多く、うるさい
- 田舎でスーパーなどが遠く不便
これらはほんの一例ですが、このような問題は一度土地を購入してしまうと、どうしようもなくなってしまいます。
購入した後で、コンビニやスーパー、パチンコなどの店舗ができて生活環境が変わることも。
個人で対策が難しいこともありますが、できる限りの下調べをして後悔しないかよく考えて備えることが大切です。
4.間取りで失敗しても簡単に変えられないから
マイホームは、間取りで失敗してしまっても簡単に間取りは変えられません。
「リフォームすれば良いのでは?」そう考える人もいるかもしれません。
しかし、リフォームは、費用が高額になる上、建物の構造上制約ができることも多く、新築と比べると、かなり手間がかかります。
新築を建てるのであれば、間取りで失敗しないよう、家族の動線や部屋の数などしっかりと検討しながら考えなければいけません。
5.価値が下がるリスクがある
マイホームは購入してから価値が下がるリスクがあります。
新築であっても購入した瞬間から2割下がると言われており、年数が経つごとに価値はどんどん下がります。
土地の値段などは、景気の影響が大きいため、値段がどう変わるかは予測が難しいですが、家そのものの価値が下がるのは避けられません。
そのため、資産だと思っていたマイホームが支払いが終わった時にはほとんど価値がなくなっていたなんてことも十分に考えられます。
マイホームの価値が下がることでもっとも大きな影響があるのは、ローンが払えなくなった場合です。
ローンが払えなくなり、マイホームに抵当権がついている場合、マイホームを手放さなければいけなくなります。
この場合、通常より売却価格は安くなるため、家を失うにも関わらずローンだけ残ってしまうという最悪の事態になりかねません。
今の仕事が安定して続けられれば良いですが、会社の倒産など大きなトラブルで収入が落ちることは十分に考えられますので、できる限り余裕を持った対策を考えておきましょう。
6.固定資産税は払い続けなければいけない
マイホームを購入することで、固定資産税が毎年発生し支払い続けなければいけません。
固定資産税は、マイホームの評価額の1.4%を支払う必要があります。
評価額は年々下がるため、徐々に支払額は小さくなりますが、マイホームを土地込み3000万円で購入した場合、平均で年10万円前後は毎年納税することになりますので、少なからず負担になります。
また火災保険も支払う必要がありますし、外壁塗装などメンテナンスにかかる費用も積み立てておかなければいけません。
このような点まで十分に吟味し、余裕を持った支払い計画を立てましょう。
持ち家を持つ本当のメリットは
「マイホームを持つことはデメリットばっかりなのか」そう不安になった人もいるかもしれません。
しかし持ち家を持つことで得られるメリットも確かに存在します。
具体的には以下のメリットがあります。
- ローンが払い終われば資産になる
- 自分の望む生活スタイルを手に入れられる
ではそれぞれのメリットについて具体的に見ていきましょう。
2.ローンが払い終われば資産になる
持ち家を持つメリットの一つは、ローンが払い終われば資産になることです。
その家に長く住み続けることを前提にして、かつローンが完済できれば、長い目で見た時に賃貸よりもコストが安くなります。
また引っ越しせざるを得なくなった場合でも、他人に貸すことで、収益を得ることもできます。
ローンさえ払い終われば、持ち家を持つことには大きなメリットがあると言えるでしょう。
2.自分の望む生活スタイルを手に入れられる
持ち家を持つメリットは、自分の望む生活スタイルを手に入れられることです。
賃貸と比べると、家での生活の幅は大幅に広がります。
具体的には以下の生活などがあるでしょう。
- 自分の好きなようにリフォームなどができる
- マンションの規約など気にせずペットを飼える
- 庭で自由にガーデニングできる
- ウッドデッキでBBQができる
- 映画室を作って、大迫力の映画を楽しめる
これらはほんの一例ですが、自分の要望に合わせた生活を形にできるのは、マイホームを持つ大きなメリットだと言えるでしょう。
リスクの対策をして後悔しない持ち家を建てよう
この記事では、持ち家を購入して後悔する原因や対処法、メリットについてお伝えしました。
マイホームは十分な計画を立てずに購入すると、ローンなどで後悔してしまうことも少なくありません。
しかし、十分に対策して購入することで、そのリスクを解消でき、後悔しないマイホームを手に入れられますよ。
この記事を参考にして、対策を行い後悔しないマイホームを購入してくださいね。