生活が楽しくになる!失敗しないウォークインクローゼット・8つの作り方

生活が楽しくになる!失敗しないウォークインクローゼット・8つの作り方

念願のマイホームを建てるとき、過ごしやすい家になるかどうかは、「収納力」が大きく左右します。

そして、収納力が高いと他の空間もより有効に活用できて、住み心地も良くなるはず。

そこで、初めて家を購入する方のために、収納の「顔」ともいえるウォークインクローゼットの作り方を考えてみましょう。

1.ウォークインクローゼット、どこプランするかを検討しよう。広さは3畳から

「Walk-in closet」英語で直訳すると「歩けるクロゼット」。

歩けるのですから、たっぷりサイズの収納スペースです。

そのカタチやデザインは多彩で、小部屋のようにしてドアも付ける。そうするとまったく独立したスペースになります。広さは3畳もあれば余裕で、収納力もアップ。

個室にするときはクロスなどでちょっと遊び心をプラスしても楽くなります。

ここだけイメージを変えるのも魅力的な住まいになるでしょう。

逆に寝室からつながるオープンな空間にしたり、ホールに設けてロールカーテンで仕切ってもおしゃれな雰囲気になるでしょう。

例えば2階のフリースペースには衣類をズラリと並べて、1階の吹き抜けを通してそこを眺めるのもセレクトショップのようでステキです。

この投稿をInstagramで見る

建築家と建てる家を、身近に、手軽に R+house(アール・プラス・ハウス) 【ガラス張りのクローゼット!?】 ガラス張りのクローゼットやワイヤー吊り収納でショップのディスプレイをイメージ! お気に入りの洋服をまるでインテリアのように飾れるなんて! 季節や気分によってメインを変えて楽しめそうです。 お洋服が好きなおしゃれさんにはたまらないですね♪ #アールプラスハウス #建築家 #注文住宅 #家づくり #デザイン住宅 #アールプラスハウスの特長 #建築家と建てる家 #まるでアパレルショップ #ガラス張りショーケース #ガラス張りクローゼット #洋服好き #おしゃれさん

冨田建設株式会社さん(@tomita_rhouse_osakahigashi)がシェアした投稿 –

また、最近ではガラス貼りで中には等身大の鏡を置き、アクセサリーをしまえる素敵な引き出しを付けたり、女性向けならではの美しいプランも登場しています。

毎日の身支度をするところですから、 より魅力的な場所「魅せる空間」としての提案もされています。

2.可動棚や引き出しなど機能性が大切、すっきり収納を心がける

ウォークインクローゼットの大きなポイントはやはり機能性

衣類だけではなく、帽子やグッズがしまえる可動棚や、バッグ、普段使わないブーツなども 整理できる空間のゆとりが欲しいところです。

さらにアクセサリーや時計などの小物が置ける棚や引き出しがあるともっと便利。

自分の持っているもの、収納したいものを考えて、そして家のどこにあれば一番使いやすいのか、ぜひ考えてください。

できれば季節の用品も分けて収納したいし、キャリーバッグなどの大型の物もここに置ければ、ラクになります。

これを機会に断捨離をしながら整理していくのも良いかもしれません。衣装ケースを置ける場所があればさらに使いやすくなるでしょう。

ちょっとした注意点

ここで注意したいのは、丈の長いコートなどを掛ける場所と丈の短いブラウスなどを掛ける場所も計算しておくこと。

そして棚や引き出しも考えていくと、後で使いにくいこともありません。

ウォークインクローゼット自体の広さや大きさはあまり問題ではないと思っています。要は機能性を考え、うまくスペースを使うことが重要でしょう。

3.今あるものを最大活用!馴染んだタンスを置いても便利に使えます

昔から使っていたお気に入りのタンスも、もう手放さないといけないのかな、とお考えかもしれませんが、そんなことはありません。

使い勝手がよいのならそのまま、ウォークインクローゼットの中に入れてしまえば良いのです。

サイズをきっちりと測り、そのまま使えるように入れてしまいましょう。

タンスの引き出しを上手に使えば、より収納しやすくなり、毛布やシーツ、夏布団などもタンスがあれば整理しやすくなります。

背の低いタンスであれば、その上の空間も利用することができるので、衣装ケースなどを積むことができます。

ハンガーを掛ける反対側はタンススペース。そんなレイアウトも良いかもしれません。

そのために大事なのは、 ジャストサイズではなく、多少ゆとりを持って計算しておくこと。そしてデッドスペースを作らないように自分でスケッチをしながら、ウォークインクローゼットをデザインしてみましょう。

タンスの横には三角コーナー専用の収納グッズを置いても良いかもしれません。

4.自分の好みで作る自作の空間も楽しい

ホールに1畳~3畳ほどの空間を作って、あとはDIYでカウンターや棚、引き出しを作っても楽しいでしょう。

ハンガーパイプを購入して、サイズを考えて設置すると、本格的な収納スペースになります。

扉は付けないで民族調のカーテンをかけたり、夏はすだれで涼し気な演出をしたり。

ちょっと見え隠れるするようにグリーンでも置けば、ステキな空間づくりができます。

何より、自分の好みに作れるのは楽しいと思いませんか?

小さなテーブルとクッションでも置けば、美味しいコーヒーをそこで飲みたくなるかもしれません。

さぼりたくなる、眠りたくなる。そんな空気もまた心地よいはず。

どうしても捨てられない小物やグッズの置き場所も全部ここにして、しまい込んでしまいましょう。あれこれと考えながら、ひとりで作るのも夢がふくらむ出来事。きっと充実した時間を過ごせることでしょう。

5.照明は必ず付ける、風通しも考えるポイント

照明をつける

ウォークインクローゼットをただの収納場所として考えてしまった場合、忘れがちなのは照明を付けることです。

ウォークインクローゼットもひとつの「部屋」として明るい照明を付けましょう。

帰宅時も着替えが簡単にできます。

鏡をおく

また、鏡もあると良いでしょう。着回し、衣装合わせなどもここでチェックすることになるので、大切な物のひとつです。

湿気対策に風通しを考える

そして気になるのは湿気かもしれません。

必ず湿気取りを置いたり、風通しを良くしたり、大切な衣類や小物の環境も考えることが大切です。

電気コンセントも忘れずに

またホコリがたまらないように、掃除もきちんとやりましょう。電気コンセントも付けておけば、掃除機を簡単に使うことができ、掃除がより簡単になります。

このコンセントがあるとドライヤーも使えたり、パウダールームとしても活用できます。スマホやタブレットも充電できてかなり便利なので、ぜひ参考にしてください。

6.スペースに余裕があるときは、本棚やカウンターを付ける

スペースに余裕があるときは、壁一面に本棚を造作したり、カウンターを付けてパソコンコーナーや趣味の場所などにしても活用できます。

アイロンがけなどをする家事コーナーにしても良いかもしれません。

広さがあれば、収納だけではなく使い方はいろいろ。考え方によっては、何でもできる場所になる可能性もあります。

柔軟な発想でプランをしていくと、より暮らしが楽しくなっていくでしょう。

一度うかがったお宅では、ご主人の書斎にもなっていました。

衣類の横にデスクとチェアを置けば、仕事場にも早変わり。またお子さんたちがそこで本を読んだり、多様性のある空間として検討していくとまた使い方も変わっていくでしょう。

家族全員の趣味の場所にしたり、プラスワンの空間にすることもできるので、楽しんで作ってほしいものです。

7.各部屋にウォークインクロゼットがあるともっと便利に

今までは一か所だけの発想できましたが、各部屋にウォークインクローゼットを作ってもきっと便利で家族も喜んで活用すると思います。

特に年頃の娘さんなどがいると、ぜひ欲しいスペースでしょう。

小さなお子さんでも学校のものがしまえ、机回りをすっきりと整理することができます。また成長すると、使い方も変わっていきます。

家族の年齢の変化やライフスタイルの変化にも、上手に適応できるのがウォークインクローゼットの大きな魅力のひとつでもあります。

生活していくとどうしても増えていくモノたち。それをうまく整頓しながら、いつでもキレイな空間にして暮らす。

そのためにも大切なのは収納、ウォークインクローゼットといえるかもしれません。

8.マンションでも重宝!ウォークインクローゼットの作り方

マンションだから収納スペースは最初から決まっていると諦めてはいませんか。

マンションでもゆとりのウォークインクローゼットは作れます。

まず新築マンションの場合は、早い段階での無料設計変更プランに対応するところが多くあります。

そこで、洋室の小さなクローゼットをウォークインクローゼットに変更して、洋室を少し狭くする。こんな方法もあります。

また、納戸をそのままウォークインクローゼットに変更してもらうのも良いでしょう。

新築マンションでも、設計変更が可能かどうかここも大きなポイントです。

また、中古マンションの場合はもちろん、リフォームであっという間に押し入れがウォークインクロゼットに変身。

ステキな空間へとリフォームやリノベーションをするときは、収納スペースも一緒に考えながら、夢の空間づくりをカタチにしてください。

以上、ウォークインクローゼットの作り方をいろいろ考えてみましたが、住む家、ライフスタイル、好みによって、自由に作ってみましょう。

年月がたてばまた使い方も変わるかもしれません。家族が増えれば家族のものがどんどん増える。ひとりでも荷物は増えてゆくもの。

賢く整理しながら、すっきりとした空間で暮らしていきましょう。